セブ・IU:アットホームな雰囲気で自然に英語を使える学校【後編】

校庭から撮影した、青空の下に映えるIU English Academyの黄色と白色の校舎正面外観

IU English Academy(アイユー・イングリッシュ・アカデミー)は、セブ市にあるホテルスタイルの語学学校で、アットホームな雰囲気の中で自然に英語を使える環境が整えられています。
日本人比率が低く、さまざまな国籍の学生が集まる点も、この学校の特徴の一つです。

前編では、全体像をつかむために、学校の雰囲気や立地、校内の各施設、そして実際に提供された食事について、訪問時に確認した内容をもとに紹介しました。

人との距離感や生活環境まで含めて、この学校で過ごす日常がどのようなものかを具体的に感じてもらえる構成です。

後編では、学生寮の部屋タイプと滞在時の感想、校舎内のWi-Fi環境、教室や自習室の造り、トライアルクラスやズンバクラスの様子など、実際の学習や生活により近い部分を詳しくまとめています。

あわせて、IU English Academyの長所と短所にも触れ、どのような方に向いている学校なのかを整理しています。


※この記事は前・後編の【後編】です。
前編はこちら👇
[セブ・IU:アットホームな雰囲気で自然に英語を使える学校【前編】]

学生寮:実体験に基づく快適さと感想

ツインルーム

綺麗に巻かれた青いバスタオルが置かれた2台のシングルベッド、机、椅子、冷蔵庫が備わったツインルーム

私たちは、校舎4階にあるツインルームに宿泊させてもらいましたが、部屋に入った瞬間に良い意味で驚きました。

部屋にはカーペットが敷かれており、一般的な学生寮というよりも、居心地のよいホテルのような部屋だったからです。
また、トイレットペーパーや歯ブラシを含むアメニティキットが提供され、ドライヤーと延長コードも用意されていました。

さらに、ホテルのように綺麗に巻かれたバスタオルが、それぞれのベッドの上に置かれていました。
多くの語学学校ではバスタオルが提供されないことが一般的ですが、IU English Academyでは学生用に用意されているため、持参する必要がありません。

これらのことから、学生が快適な留学生活を送れるように学校が配慮していることを感じ取ることができ、IU English Academyのホテルライクな学生寮が気に入りました。

部屋自体も快適で、窮屈さはまったく感じませんでした。
交通量の多い主要道路に面した部屋でしたが、想像以上に静かで、睡眠の妨げになることなく休息できました。

滞在中、シャワーヒーターの温度調整に不具合がありましたが、その他の問題はありませんでした。
水圧は少し弱めでしたが、フィリピンでは一般的なことであり、理解できる範囲です。
この小さな点を除けば、滞在は快適で、心から居心地の良さを感じることができました。

その他の部屋タイプの見学

白い寝具のキングベッドに、綺麗に巻かれたピンク色のバスタオルが置かれたIU Englishのシングルルーム

IU English Academyの内部寮には、シングル、ツイン、トリプル、クアッド(4人部屋)の4つの部屋タイプが用意されています。
ありがたいことに、私たちはそのすべてを見学させてもらうことができました。

各部屋のレイアウトはほぼ共通しており、部屋の広さ、ベッドと勉強机の数が異なります。

バスルームの造りや広さはほぼ同じで、クアッドルームだけは少し広い造りでした。
また、シングルルームのベッドはキングサイズでとても快適に睡眠をとることができそうです。

トリプルルームやクアッドルームには2段ベッドは採用されておらず、シングルベッドが並列に並んでいます。
部屋自体が広いので、あまり窮屈さを感じることはなく、費用を抑えたい方にとって利用しやすい部屋タイプだと思いました。

一方で、快適さやプライバシーを重視する方は、ツインルームやシングルルームのほうが一人当たりのスペースがあり、より落ち着いて過ごせると感じました。

校舎内のWi-Fi環境

私たちが、留学生活を送る学生にとって便利だと思ったもう一つの点が、校舎全体でWi-Fiが使用可能なことです。

校舎のあらゆる場所で確認したわけではありませんが、宿泊させてもらった部屋の中でWi-Fi速度を測定したところ、49Mbps(Fast.com)でした。
滞在期間中、学生寮の部屋内でも、校舎内の他の場所でも、特に問題を感じることはありませんでした。

ただし、フィリピンのインターネット環境は、状況によって不安定になることがあります。
時間帯や利用者数、天候、回線インフラなど、さまざまな要因によって通信状況が変動するためです。

そのため、フィリピンの通信環境は日本のように安定していないことをあらかじめ理解しておくと、気持ちの面で少し余裕をもって過ごせるかもしれません。

教室環境:学習スペースの造りと雰囲気

マンツーマンクラス用教室

IU English Academyのマンツーマンクラス用教室に座り、教室の使い心地を確かめているGrit留学の代表

マンツーマンクラス用とグループクラス用教室のほとんどは、校舎最上階の6階にあります。
教室エリアの床は、多くの教室の中と廊下にカーペットが敷かれており、空間全体に居心地のよさと快適さが感じられました。

マンツーマンクラス用教室の造りは、長方形の完全個室で、全面ガラスのドアが付いています。
教室の中にはカウンターテーブルが設置され、講師と学生が横並びに座る配置です。
講師と正面で向き合うことにプレッシャーを感じやすい学生でも、比較的リラックスして学習できるレイアウトになっていると思いました。

冷房は廊下に設置された大型エアコンを使用した集中型ですが、各部屋の壁に換気扇が付いているため、教室の中は快適な温度に保たれています。
実際、トライアルクラスの45分間を教室の中で過ごしましたが、暑さや息苦しさを感じることはなく、快適に授業を受けることができました。

部屋は細長いので、体格がしっかりしている方などは、少し窮屈に感じる場合もあるかもしれません。
その場合は、椅子の配置を調整すると良いかもしれません。
真太郎がトライアルクラスの際に行ったように、椅子を少し部屋の入口側に寄せるだけでも、講師との距離がより快適になり、背中と壁の距離も確保できます。

グループクラス用教室

グループクラスで英会話をしている2名の学生とアイユー・イングリッシュ・アカデミーの講師

6階にあるグループクラス用教室の多くは、細長いレイアウトになっています。
教室内には2人掛けの木製テーブルが2~3セット並び、大きなホワイトボードが設置されていました。

マンツーマンクラス用教室と同様に、入口ドアは全面ガラス張りで、壁に換気扇が付き、集中冷房を使用しています。
さらに、天井に2台の扇風機が設置されており、複数人で教室を使用しても快適な環境が保てるように配慮されています。

教室エリアを見学していたところ、嬉しいサプライズがありました。
グループクラスの講師が親切に声をかけてくれ、私たちは2つのグループクラスを受講することができました。

講師はとてもフレンドリーでオープンな方で、授業の雰囲気も終始リラックスしており、自然に参加しやすい空気がありました。

最初のクラスは学生が2名、次のクラスは1名でした。
一見狭そうな教室ですが、複数人で使用しても、窮屈さ、暑さや息苦しさなどを感じることなく快適に授業を受けることができました。

自習室

IU English Academyの大人数用教室でグループ授業を行う講師と受講している6人の学生

自習室は、1階にあるマルチメディアルームとオフィスの間にあります。
部屋には2人掛けの木製テーブルが12台並んでおり、大きなホワイトボード2枚と、モニターも設置されていました。

この部屋は多目的に使用されており、レベルテストやミーティング、いくつかのグループクラスが行われるほか、講師の研修セッションにも利用されています。
私たちの訪問時には、学生のテストとグループクラスにも使用されていました。

授業やアクティビティの予定がない時間帯には、深夜0時まで利用できる自習スペースとして開放されます。
20席以上が用意されており、学生は静かな環境で落ち着いて学習に取り組むことができそうです。

トライアルクラス:文法基礎(8 Parts of Speech)の確認

トライアルマンツーマンクラスで発言するGrit留学の代表とそれに耳を傾けているIU Englishの講師

真太郎はEm先生(エム先生)のマンツーマンクラスを受講させてもらい、授業後にとても楽しかったと話していました。

クラスでは「8 Parts of Speech(8つの品詞)」の復習が行われ、Em先生は一つひとつを明確かつ丁寧に説明し、基礎の振り返りをしてくれました。

真太郎はそれらを理解していますが、ときどき「接続詞(conjunctions)」と「間投詞(interjections)」を忘れてしまうことがあります。
だからこそ、彼はこうした基本事項を定期的に復習することを大切にしており、今回は良い機会になったと喜んでいました。

8 Parts of Speechは、以下の8つです。

1.Noun(名詞)
2.Pronoun(代名詞)
3.Verb(動詞)
4.Adverb(副詞)
5.Adjective(形容詞)
6.Preposition(前置詞)
7.Conjunction(接続詞)
8.Interjection(間投詞)

これらは、文章を組み立て、考えや意図を表現するための土台となる要素です。

もし、これらの品詞にまだ十分慣れていない場合は、留学前にあらかじめ理解しておくことを強くおすすめします。

少なくとも、それぞれの品詞が英語ではどの用語で呼ばれ、日本語では何を指すのかを結び付けて理解しておくことが重要です。

講師は、文法ポイントを説明するとき、新しい文型を紹介するとき、宿題をチェックするとき、あるいは授業中に間違いを指摘するときにも、常にこれらの品詞を表す英単語を用いて説明します。

たとえば、Preposition(前置詞)の使い方が間違っていると言われたり、Adjective(形容詞)ではなくAdverb(副詞)を使うべきだと指摘されたりした場合でも、品詞を表す英単語への理解があれば、講師の説明をすぐに把握できます。

こうした基礎知識を持っていることで、授業についていきやすくなり、学習時のストレスも軽減されると思います。

アクティビティ:ズンバクラス

ズンバクラスを教えているプロコーチと一緒に踊るモンゴル人学生とGrit留学の代表

IU English Academyでは、学習以外の時間も有効に使えるよう、校内でさまざまなフィットネス系アクティビティが継続的に実施されています。

ズンバやヨガのほか、スピンバイクや筋力トレーニングを含むフィットネストレーニングも用意されています。
いずれもプロインストラクターが指導を担当しており、運動習慣がない方でも安心して参加できる内容になっています。

訪問した日の夜、私たちはフィットネスコーチのKeith(キース)さんによるズンバクラスに参加しました。

Zumba(ズンバ)は、ラテン音楽に合わせて体を動かすダンスフィットネスで、楽しみながら全身を動かせるのが特徴です。
正直、想像以上にとても楽しい時間でした。

ラテン音楽が流れ始めた瞬間、ジム全体の雰囲気が一気に明るくなり、気が付けば、参加者全員が笑顔で汗をかきながら、その時間を心から楽しんでいました。

フィットネスコーチのKeith(キース)さんはとてもフレンドリーで親しみやすく、動きを分かりやすく、かつ終始楽しい雰囲気で指導してくれました。
それもあって、真太郎と私はこのアクティビティがとても気に入りました。
もしこの学校で学ぶ機会があれば、ぜひ一度は参加してほしいと思います。

楽しみながら全身を動かしてカロリーを消費できるだけでなく、私たち自身が体験したように、他の学生と自然に交流し、距離を縮めるきっかけにもなるからです。

動き自体は比較的シンプルで分かりやすく、ズンバが初めての方でも無理なく参加できます。
こうした楽しいアクティビティがあることで、留学生活そのものがより充実し、印象に残るものになると感じました。

なお、ズンバはフィリピンではとても人気があり、多くの学校のアクティビティに取り入れられています。
また、街を歩いていると、公園やショッピングモールでズンバを楽しんでいる人たちを見かけることもあると思います。

IU English Academyの長所と短所

メリット

1.アットホームで落ち着いた雰囲気
IU English Academyはホテルスタイルの校舎でありながら、温かくアットホームな雰囲気があり、学生がリラックスして自分を表現しやすい環境が整っています。

特に、フレンドリーで居心地のよい環境の中で、英語力、とりわけスピーキング力を伸ばしたい方に適した学校だと感じました。

2.日本人比率の低さ
校内の日本人学生比率が低いため、授業以外でも、さまざまな国籍の学生と英語を使ったコミュニケーションを取る機会が自然と増えます。

日本語に頼らず英語でやり取りする必要がある環境は、日常的に英語を使いながらスピーキング力を伸ばしたい方にとって、非常に適した学習環境だと感じました。

3.便利な立地
学校周辺には大型ショッピングモールやレストランがあり、徒歩でもタクシーでも気軽にアクセスできます。

食事や買い物はもちろん、気分転換や余暇を楽しむ場所にも困らない立地で、日常生活の利便性を重視する方にとって適した環境だと感じました。

4.ユニークなコース設計
IU English Academyでは、他校ではあまり見られない特徴的なコースが用意されています。

英語学習が初めての方向けに調整されたBeginner Courseや、英語学習とプロのフィットネスコーチによるトレーニングを組み合わせたFitness English Courseなどが提供されています。

5.無料のフィットネス系オプションクラス
校内では、ヨガやズンバ、ジムトレーニングといったフィットネス系のオプションクラスが無料で提供されています。

学習中心の留学生活の中に運動を取り入れられるため、気分転換や健康維持にもつながり、自然な形で学生同士の交流が生まれる点も魅力です。

6.プロのフィットネスコーチによる指導
ズンバやヨガなどのフィットネス系アクティビティ、そしてFitness English Courseに含まれるフィットネスクラスは、すべてプロのコーチが指導を担当しています。

安全面に配慮されたうえで、効果的かつ楽しみながら参加できる内容になっており、運動が苦手な方でも安心して参加できます。

7.校外アクティビティ
IU English Academyは、グループ校であるICL English Academyと合同で、セブ市内や近隣の島々にある観光スポットを訪れる校外アクティビティを実施しています。

勉強から少し離れてリフレッシュしたり、セブならではの自然や文化に触れたりできるため、留学生活にメリハリを持たせたい方にとって魅力的な取り組みです。

デメリット

1.スパルタスタイルではない
これは全ての人にとってデメリットになるわけではありませんが、IU English Academyは、厳格な校則やEnglish Only Policy、頻繁なテスト、学習に完全に集中するためのタイトなスケジュールを重視する、いわゆるスパルタ型の学習環境ではありません。

そのため、強い規律や明確な管理体制のもとで集中的に学びたい方にとっては、学校全体の雰囲気がやや物足りなく感じられる可能性があります。

IUは、厳しさを重視するというよりも、フレンドリーで柔軟性のある学習スタイルを大切にしている学校です。

まとめ

IU English Academyへの訪問は、とても新鮮で印象に残る体験でした。

私たちは、さまざまな国籍の人たちと自然につながることができ、ズンバのような楽しいアクティビティに参加することもできました。

学校で過ごした時間を心から楽しむことができ、校内で出会った人たちの温かさや親切さが強く印象に残っています。

また、アットホームな雰囲気と日本人比率の低さが組み合わさることで、ほかの国籍の学生と英語でコミュニケーションを取ることが、ごく自然に促される環境だと感じました。

厳格なスパルタ型ではなく、リラックスした雰囲気の中で英語力を伸ばしたい方にとって適した学校だと思います。


IU English Academyの、温かくフレンドリーで、英語に没入しやすい学習環境は、ご自身の留学スタイルに合いそうだと感じましたか?

もしそうなら、こちらの学校紹介ページもあわせてご覧ください。
IU English Academyをより具体的に知るための参考になると思います。

フィリピン・セブでの留学に興味があれば、メールやLINEでいつでもご連絡ください。
不安や疑問の整理から、学校選びまで、私たちがお手伝いできれば嬉しく思います。


※この記事は前・後編の【後編】です。

前編では、学校全体の雰囲気や周辺環境、校内施設の構成、そして実際に提供されている食事内容について、訪問時に確認した内容を中心に紹介しています。

学校の環境や日常面を含めて、IU English Academyの全体像を把握したい方は、前編もあわせてご覧ください。

前編はこちら👇
[セブ・IU:アットホームな雰囲気で自然に英語を使える学校【前編】]




セブ IU English Academy(アイユー・イングリッシュ・アカデミー)の校庭から見た校舎正面外観

▶ セブ・IU English Academy(アイユー・イングリッシュ・アカデミー)の学校情報はこちら


ブログ著者 石川ジェニーの似顔絵(Grit留学の留学アドバイザー)
 著者:石川 ジェニー