
バギオにあるMONOL(モノル)は、充実した校内施設と、マンツーマンクラスを軸に柔軟に学べるカリキュラム構成が特徴の語学学校です。
スポーツジムやサウナを備えた屋上エリア、校舎併設のAqua Garden Restaurantなど、滞在中に役立つ施設が揃っており、生活面でも快適に過ごせる環境が整っています。
また、日本人学生が比較的少なく、自然と英語に触れる機会が得られる点もMONOLならではの特徴です。
前編では、学校の雰囲気や周辺環境、アクアガーデンレストランや屋上エリアを含む校内施設、実際にいただいた食事、学生寮での滞在レビューなど、生活面を中心に紹介しました。
後編では、マンツーマンクラス用教室の様子、体験したトライアルクラスの内容、教師インタビューから見えた指導の考え方、屋上にあるジムエリアを実際に利用した際の様子をまとめています。
さらに、学校の長所と短所を整理し、学習面と学校全体の特徴をより深く紹介しています。
※この記事は前・後編の【後編】です。
前編はこちら👇
[バギオ・MONOL:快適な設備と柔軟なカリキュラムの学校【前編】]
教室と自習室:広さと柔軟性に優れた学習空間

MONOLの教室は、COVID-19のパンデミック期間中に改装され、学生と教師の双方がより広く快適に過ごせるようスペースが拡張されました。
学生たちがより落ち着いて授業に集中できる環境を提供するために、学生定員を300名から100名に削減し、マンツーマンクラス用の教室は、2部屋を繋げて1部屋に改装したそうです。
寮だけでなく、教室にも学生への配慮が感じられ、MONOLが学生中心の学校であることが分かりました。
マンツーマンクラス用の教室に入ってみると、想像以上に広々としており、閉塞感はまったく感じませんでした。
教室には全面ガラスの引き戸が付いていますが、プライバシーに配慮して、下2/3が曇りガラスになっています。
一方で、開放的な空間で学習したい学生は、引き戸を開けたまま授業を受けていました。
さらに面白いことに、曇りガラスの部分は、ホワイトボードマーカーで文字やイラストを書くことができます。
実際に多くの教室の引き戸には、英文や絵が書かれていました。
こうした工夫があることで、教室全体がより楽しくインタラクティブ(双方向的)な学習空間となり、学生の創造性や英語力を伸ばす助けにもなっていると感じました。
教室が授業に使用されていない時間帯には、自習室として自由に利用することができ、予習や復習、宿題をするのにとても便利な環境です。
さらに、利用時間帯が定められていないので、各自の生活リズムに合わせて、夜遅くでも、朝早くでも利用できます。
複数人部屋に滞在していても、一人で自習に集中できる環境が整えられているのは非常に良いことだと思います。
トライアルクラス:教材の工夫と初心者でも安心できる授業

Camille先生(カミール先生)が真太郎のマンツーマンクラスを担当してくれました。
「Greetings and Introductions(挨拶と自己紹介)」というテーマで、スピーキングの授業が進められました。
授業には教科書に加えて写真を使った視覚的な教材も取り入れられており、とても分かりやすい工夫だと感じました。
写真は生徒の興味を引き、レッスン内容の理解を助けてくれるため、真太郎にとっても大きな助けになっていたようです。
MONOLはデジタルデータで教科書を無料提供しています。
学生は自身のタブレットやパソコンを使用してダウンロードすることができ、授業でも、予習・復習でも使用することができます。
紙に印刷された教科書が必要な方は、別途有料で購入することもできます。
ここでも、学生に選択肢を提供している学校の配慮が感じられました。
授業の最後には、先生がミニクイズのようなアクティビティを提供してくださり、終始明るい雰囲気のクラスとなりました。
全体として、真太郎は体験レッスンに満足したそうで、カミール先生とのフレンドリーなやり取りも楽しめたそうです。
先生は、文法の間違いを指摘する際も、優しく丁寧に説明してくれるため、英語初心者でも安心して学べる魅力的なレッスンになっていました。
アクティビティ:屋上ジムで楽しむ運動と気分転換

MONOLでは、ジムトレーニング、ムエタイ、ボクシングなどのフィットネス系アクティビティが毎日提供されています。
学生が1人でもコーチが指導してくれるので、気軽に安心して参加できます。
今回私たちは、学校のジムクラスではなく、自分たちのペースで運動することにしました。
MONOLは、ジム設備が充実していることでも有名です。
屋上階のジムエリアに、複数のウエイトトレーニングマシンや、バーベルやダンベルのフリーウエイト、10台のトレッドミル、4台のスピンバイク、4台のクライムミルなど、無酸素運動も有酸素運動も十分行える環境が整っています。
夕方には、真太郎がチェストプレスやレッグプレスを楽しんでいました。
ウエイトトレーニングマシン類は決して新しいとは言えませんが、久しぶりに筋トレができて喜んでいました。
ジムの反対側には、ボクシングやピラティス、卓球を楽しめるエリアがあります。
私たちが運動していた時は、アラブ系の学生たちが楽しそうに卓球をしており、笑ったり話したり、お互いを応援し合ったりと、とても活気のある雰囲気でした。
翌朝、私たちは朝食後に屋上へ向かい、卓球をして過ごしました。
前夜、学生たちが楽しそうに卓球をしている姿を見て私もやってみたくなり、真太郎に頼んで数ゲーム対戦することになりました。
結局4ゲームもプレイし、とても楽しい時間になりました。
前日とは異なり霧も晴れ、屋上からの景色も楽しめた爽やかな一日の始まりでした。
体を動かすのが好きな方なら、MONOLの屋上を頻繁に利用することになると思います。
教師インタビューと英語学習アドバイス:初心者指導と学びのポイント
ヘッドティーチャー:Roland先生

Roland先生(ローランド先生)のお話には、とても感銘を受けました。
先生は言語教育のアプローチに関する豊富な知識をお持ちで、特に学生が英語をより効果的に学び、それを活用する方法について、とても分かりやすく説明してくださいました。
先生は、MONOLのカリキュラムに取り入れられており、授業でもよく使われている2つの主要な教授法について紹介してくれました。
これは学生の視点から見ても理解しておく価値があると思います。
教師や学校が授業やアクティビティをどのように設計しているのか、その理由が分かるからです。
また、これらのアプローチを積極的に意識することで、自分自身の学習方法の一部として応用することも可能です。
結局のところ、教えることと学ぶことは、一方的なものではなく相互的なプロセスなのだと感じました。
1. Communicative Language Teaching(CLT)
Communicative Language Teaching(コミュニカティブ・ランゲージ・ティーチング/CLT)は、名前の通り、教師やクラスメイトとのやり取りやコミュニケーションを促すことに重点を置いた教授法です。
厳密な文法規則を重視しすぎるのではなく、自分の考えを自由に表現することを奨励します。
特に、サポート体制の整った環境において、自信を育むのに役立ちます。
そのため、先生たちはペアワークやグループアクティビティをよく取り入れており、学生には積極的な参加が求められます。
目標は単に課題を終えることではなく、ターゲットランゲージ(この場合は英語)を使って、他の学生とコミュニケーションを取り、自分の考えを共有することです。
もちろん、実際には恥ずかしさを感じたり、他の人と話すことに抵抗があったりする学生もいます。それは全く普通のことです。
先生たちはその気持ちを理解しており、最初はぎこちなく感じても挑戦するよう、常に励ましてくれます。
多くの先生は他言語を学んだ経験があり、どれほど intimidating(気後れする)かを理解していますし、そのぎこちなさを乗り越えたときに本当の成長があることも知っています。
だからこそ先生たちは、授業中だけでなく、廊下でクラスメイトと英語で話すことや、公共のスペースで軽い英会話をしてみるよう、勧めるかもしれません。
ぜひ、ためらわずに挑戦してみてください。
先生たちは CLTの考え方に基づき、「英語を使いながら英語を学ぶ」機会を提供してくれているのです。
2. Spaced Repetition
Roland先生が2つ目に挙げたポイントは、「Spaced Repetition(スペースド・レペティション/間隔反復)」と呼ばれる学習法で、先生はこれを学生向けに「Smart Repetition(スマート・レペティション)」と表現されていました。
この学習法は、一定の時間間隔をあけながら教材を積極的に学習・復習することで、短期記憶の情報を長期記憶へと定着させる方法です。
最も一般的な例は、フラッシュカードを使って語彙や文型を繰り返し復習することです。
“Anki”というアプリを使っている方、あるいは使ったことがある方は、このメソッドに基づいていることをご存じだと思います。
私自身もAnkiを試したことがありますが、自分にはあまり合いませんでした。
「たくさん聞くこと」や「視覚的に分かりやすい本を読むこと」の方が、私にとって学習効果が高いと感じているからです。
とはいえ、誤解しないでください。
間隔反復法は科学的に効果が証明されている学習法であり、多くの学生がこれを利用して大きな成果を上げたと話しています。
MONOLがこの方法をカリキュラムに取り入れている理由の一つも、まさにその高い効果にあります。
ぜひあなたも、この方法を試してみて、自分にどれほど効果があるかを確かめてみてください。
Honeylee先生

私は、英語が全く初めての児童を教えたことはありますが、全くの初心者の大人を教えた経験はありません。
そのため、MONOLの先生方が「全くの初心者の大人」をどのように教えているのか、とても興味がありました。
そこで、Honeylee先生(ハニーリー先生)に伺ったところ、過去にそのような学生を教えた経験があるとお話しくださいました。
先生はその時のことを振り返り、「アルファベットの指導から始めた」と教えてくれました。
それはとても理にかなった始め方だと感じました。
というのも、私たちフィリピン人自身も、英語学習はアルファベットの子音と母音の音を聞くことから始まっているからです。
また、学生が理解しやすいように、ゆっくり話すこと、そして身振りや手振りを積極的に使うことの大切さについても教えてくれました。
先生のお話を伺い、とても心強く感じました。
先生方には「全くの初心者」を指導した経験があり、学生を適切に導く方法をしっかり理解していることが分かったからです。
インタビューを通して、MONOLの先生方は、学習への不安を和らげ、前向きに取り組めるよう促し、効果的に学べる環境をつくる方法を熟知していると実感しました。
全くの初心者でも留学できますか?
はい。時間とお金、そして何より「学びたい」という意欲があれば、誰でも英語を学ぶことができますし、海外であっても同じです。
私たちは皆、英語学習を「ゼロ」から始めたのですから。
ただし、学習期間が1週間~1か月といった短期の場合、すぐに上達を実感できないかもしれません。
特に「流暢に話せるようになる」ことを目標にしている場合はなおさらです。
一方で、語彙力を増やすことや、リスニングやリーディングの理解力といった“基礎固め”を目的とするのであれば、授業に加えて自由時間にも努力することで、上達を実感できる可能性があります。
「基本的な日常会話ができるようになりたい」という目標で、6か月~1年間留学するのであれば、目標を達成できる可能性は高いと思います。
大切なのは、快適な環境(コンフォートゾーン)から一歩踏み出し、先生以外の人とも英語で話すことに慣れていくことです。
つまり、初心者であっても海外で英語を学ぶことはもちろん可能ですが、現在の英語レベル、学習期間、努力量と目標をしっかり一致させることが必要です。
また、留学前に可能な限り英語の勉強をして準備することを強くおすすめします。そうすれば、現地での最初の授業で圧倒されることはないと思います。
MONOLの長所と短所
メリット
1.快適で整備された施設
MONOL(モノル)は、学生が日々快適に過ごせるよう、清潔で整備の行き届いた施設を提供しています。
学習に集中しやすい環境が整っており、生活面でも安心して過ごすことができます。
2.柔軟性が高いカリキュラム
MONOLのプログラム(LEAP、General ESL、Light ESL、IELTS)は、マンツーマンクラスを基本とし、自由参加のオプショングループクラスも提供しています。
学生は自分の目標やニーズ、学習スタイルに合わせて、自由に受講するグループクラスを選択したり、受講数を調整したりできます。
3.無料のデジタル教科書
学生は、紙の教科書を購入するか、無料のデジタル版教科書を利用できます。
デジタル版は自身のタブレットやパソコンにダウンロードして使えるため、コストを抑えつつ、どこでも手軽に予習・復習できる点がメリットです。
4.日本人学生の割合が低い
より国際的な環境で学びたい方にとって、MONOLは理想的な学校です。
日本人学生が比較的少ないため、日常生活の中でも英語でコミュニケーションを取る機会が自然と増えます。
5.ホテルスタイルのサービス
MONOLはホテルのような運営スタイルを採用しており、レセプションにはスタッフが24時間常駐し、施設面での不具合などに対応しています。
部屋の清掃はリクエスト制で指定日などはなく、平日の日中であればいつでも依頼できます。
また、ランドリーサービスも平日の営業時間内であれば何回でも利用でき、料金も寮費に含まれています。
学生生活を快適に過ごせる便利なサービスです。
6.校内クリニック
平日の営業時間内には看護師が常駐しており、必要に応じて基本的な市販薬の提供も受けられます。
体調を崩した際にすぐ相談できる環境が整っているため、安心して過ごせます。
7.週末スクールトリップ
2週間ごとに、バギオ市内や近隣エリアの観光スポットを巡る週末グループ旅行に参加する機会が設けられています。
学校がスケジュールを組んでくれるため、学生たちは面倒な準備なしで気軽に遠出を楽しめます。
デメリット
1.スパルタ式の学習スタイルではない
EOP(English Only Policy)の徹底や、毎日の強制自習、語彙テストなど、厳格なルールのもとで学習習慣を身につける“スパルタ式”の学校を希望する方にとって、MONOLは理想的とは言えないかもしれません。
2.市内中心部からやや離れた立地
学校は市内中心部からやや離れた場所にあり、静かで落ち着いた学習環境が整っています。
一方で、市街地へ買い物や観光に出かける際には、やや時間がかかります。
ただし、学校の前の道路にはタクシーやジプニーも走っており、移動手段には困りません。
また、多くの留学生が買物に利用するショッピングモール「SM City Baguio」にも、タクシーで15分~20分ほどで行くことができます。
そのため、大きな不便さを感じることは少ないと思います。
まとめ
MONOLは、リラックスした雰囲気の中で英語を学びたい方に適した、快適で柔軟性の高い学習環境を提供しています。
整備された施設やホテルのようなサービスにより、キャンパスでの生活は便利で過ごしやすくなっています。
また、柔軟なカリキュラム構成により、マンツーマンクラスを軸にしながら、自由参加のグループクラスを自分の目標や学習スタイルに合わせて組み合わせることができます。
さらに、日本人比率が低く、国際的な雰囲気もあるため、個別指導と異文化交流の両方を通じて英語力を伸ばしたい方にとって、理想的な環境といえます。
一方で、スパルタ式ではない学習スタイルや市内中心部からやや離れた立地は、より厳格な学習環境や市街地へのアクセスの良さを重視する方には合わないかもしれません。
それでも、「快適さ」と「自主性」を両立させながら英語を学びたい学生にとって、MONOLは非常に魅力的な選択肢となる学校です。
フィリピンでのESL留学先として、MONOLをご検討中でしょうか?
ご自身に合った学校を選び、後悔のない留学を実現するために、学校紹介ページで詳細をご確認ください。
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お客様の英語学習に最適な語学学校を見つけるお手伝いをさせていただきます。
※この記事は前・後編の【後編】です。
前編では、MONOLの雰囲気や周辺環境、アクアガーデンレストランや屋上エリアを含む校内施設、実際にいただいた食事、そして学生寮での滞在レビューなど、生活面を中心に実体験として紹介しています。
MONOLでの生活をより具体的に知りたい方は、前編もあわせてご覧ください。
前編はこちら👇
[バギオ・MONOL:快適な設備と柔軟なカリキュラムの学校【前編】]




