バギオ・MONOL:快適な設備と柔軟なカリキュラムの学校【前編】

MONOLのアクアガーデンレストランに展示された熱帯魚が泳ぐ水槽と、テーブルセット

MONOL(Models of Nonpareil and Outstanding Learningの略/モノル)は、韓国人とフィリピン人のオーナーが共同で運営している学校です。

バギオ市ピンサオ地区の南の静かな丘陵地帯に位置し、市内中心部からはタクシーで約10~15分の距離にあります。
「Pinsao(ピンサオ)」という言葉は「厚い雲が立ち込める場所」を意味しており、学校の建物が「Misty Hills(ミスティ・ヒルズ)」と名付けられているのも納得です。
まさにこの地域の気候と雰囲気にぴったり合っているからです。

学校のすぐ北側には、Igorot Stone Kingdom(イゴロット・ストーン・キングダム)とTam-awan Village(タム・アワン・ビレッジ)という、地元で人気の観光スポットが2つあります。
週末のちょっとした観光や、学生が文化に触れる散策としても最適な場所です。

しかし、MONOL(モノル)の真の魅力は、柔軟なカリキュラムホテルのような施設とサービスにあります。
快適な環境で生活しながら英語を学べるという雰囲気があり、私たちが訪問した際にも特に印象的だった点です。

前編では、学校に滞在して感じた雰囲気や周辺環境、学校併設レストランや屋上エリアなどの充実した校内施設、そして実際にいただいた食事や学生寮の滞在レビューなど、生活面に関わるポイントを中心に紹介しています。

学校で過ごす時間がどのような雰囲気なのかを、旅の記録のように楽しんでいただけると思います。
MONOLの生活をより具体的に知りたい方は、最後まで読んでいただけると嬉しいです。


※この記事は前・後編の【前編】です。
後編はこちら👇
[バギオ・MONOL:快適な設備と柔軟なカリキュラムの学校【後編】]

学校の雰囲気

モノルの校舎屋上から見た、霧に包まれた山々と住宅の景色

私たちが訪れた時は、丘と学校全体が霧に包まれ、静かでひんやりとした雰囲気に満ちていました。
しかし、晴れた日には自然豊かな山の景色が広がり、夜にはバギオの街の美しい夜景が楽しめると、地元の人やスタッフは話していました。

学校は静かで、少し人里離れたような感覚があり、そこがとても気に入りました。
とはいえ、実際には市街地から極端に離れているわけではなく、市内中心部へもタクシーやジプニーを利用すれば比較的スムーズに移動できます。

校舎には、バルコニーや屋上エリア、ラウンジがあり、学生は友達とくつろいだり、街並みや周囲の山々の景色を眺めながら自習したりできます。
ストレスを感じることなく、軽やかでリフレッシュできる環境です。

学生たちはフレンドリーで社交的で、その明るく温かい雰囲気が学校全体をさらに歓迎的にしていました。
私たちが訪問した際は、学生の多くが台湾とアラブ諸国出身で、とても温かく親しみやすい人ばかりで、校内を歩くだけでも心地よい気分になりました。

学校周辺:手頃に食事ができるローカルレストラン

Felomina’s Store and Restaurant

校舎正面の横断歩道と、向かい側にあるフィリピンのローカルレストラン

私は、校舎前の横断歩道を渡ったところにある、Felomina’s Restaurantというローカルレストランに目をひかれました。
私たちはそこで食事をとる機会がありませんでしたが、寮費に食事が含まれていないMONOLの学生には便利だと思ったからです。
実際に、多くの学生がこのレストランを利用されているそうです。

フィリピンのローカルレストランでは、アドボ(鶏肉や豚肉の煮込み料理)、カレカレ(肉と野菜のピーナッツシチュー)、パンシット・ビホン(焼きビーフン)、ポーク・シシグ(豚の腹肉、耳、ほほ肉などを鉄板で焼いたもの)、ディヌグアン(豚の血のシチューで、豚の内臓が使われることが多い)など、フィリピンの代表的な家庭料理や伝統料理が提供されることが一般的です。

確かに、中には少し独特で、食べるのを躊躇ってしまうような料理もありますが、学生の中にはこうした料理を好む人もいて、実際に食べてみればあなたも気に入るかもしれません。

こうしたレストランのメニューは手頃な価格ですが、さらに手頃な「Budget Meal(バジェットミール)」と呼ばれる食事セットを用意しているお店も多いです。
バジェットミールはビュッフェのように並べられた料理の中から、1つか2つ選び、ライスと共に提供されます。

数々の料理の中から自分の好きな料理や美味しそうな料理を選ぶのは楽しくもあり、私たちもよく利用します。
私たちはローカルレストランで食事をしておなかの調子を悪くした経験はありませんが、胃腸が弱い方は念のため避けた方が良いかもしれません。

キャンパスツアー:学生が過ごす日常エリアと施設紹介

Aqua Garden Restaurantのメインダイニング全景とカウンターに立つ2名のスタッフ

MONOLでまず気に入ったのはAqua Garden Restaurant(アクアガーデンレストラン)です。
本当に素敵な空間でした。
アクアガーデンは複数のエリアとフロアで構成されており、多くの水槽が設置されたエリアやキャンプサイトのようなエリア、緑豊かな景色を見渡せるテラス席など、バラエティ豊かで毎日利用しても楽しめそうです。

メインダイニングエリアには4つの水槽があり、それぞれが空間に穏やかで爽やかな雰囲気を添えています。
レストランカウンター近くの水槽では、照明の下で柔らかく輝くカラフルなグローフィッシュテトラが目を引きました。

別のエリアの中心には、大きな水槽がコの字型に設置されており、ゼブラフィッシュ、ディスカス、その他数種類の淡水魚が飼育されていました。
天井や壁は緑で装飾され、壁際にはビオトープ風の水槽が設置されているため、屋外にいるような気分にさせてくれます。

ローテーブルとローチェアのスペースや、通常のテーブル席があり、景色も含めて席のバリエーションを楽しめます。
私たちは、水槽に囲まれたテーブル席で夕食をいただきましたが、水族館の中で食事をしているようで、とても贅沢な気分になりました。
自然をテーマにしたエリアで、魚たちの穏やかな動きに囲まれながら食事をするのは、本当に素晴らしい体験でした。

アクアガーデンのどのエリアも空間全体が穏やかな雰囲気で、食事を楽しんだり、コーヒーを飲みながらくつろいだりするのにぴったりです。
魚が好きな方はもちろん、景色を眺めながら食事を楽しみたい方にも、きっと気に入っていただけると思います。

ちなみに、このレストランは一般にも公開されており、地元のフィリピン人にもとても人気があります。地元の人と英語で交流する機会もあるかもしれません。

MONOLの校舎屋上のピクニックエリアに配置された2組のテーブルセットと複数の鉢植え

アクアガーデンでは、色とりどりの魚が泳ぐ水槽や美味しいデザート、ドリンクに魅了されましたが、それと並んで印象的だったのが校舎の屋上です。

これはこの学校ならではの特徴だと思います。
屋上からの景色だけでなく、男女別のサウナ、フィットネスジム、無料のランドリールーム、ピクニックエリアなど、さまざまな施設が揃っています。
授業の後には、多くの学生がここでリラックスしたり、友達と過ごしたりしています。

私たちも景色を眺めたりジムを利用したりするために、このエリアを3回訪れましたが、どの時間帯でも必ず数人の学生がいました。
卓球をしている人や筋トレをしている人、涼しい風を感じながらネットサーフィンをしている人など、思い思いに過ごしていました。

その他に、校舎最下階の屋外には、屋根付きのゴルフドライビングレンジ(打ちっぱなし)があります。
また、私たちが訪問した際はありませんでしたが、現在は屋内にVRゴルフ練習場も設置されたそうです。
ゴルフが好きな方やゴルフを始めてみたい方にとっては、英語の勉強をしながら空き時間にゴルフ練習も楽しめる、とても便利な施設だと思います。

さらに、MONOLには看護師が常駐しており、小さなクリニックもあります。
自国を離れて生活する学生たちにとって、とても心強く安心できる環境だと思います。
なぜなら、慣れない生活環境や飲食物、勉強の疲れの影響もあるのか、留学2週間目に体調を崩す学生も少なくないからです。

日本人マネージャーの吉田さんに丁寧に案内していただき、一日かけて学校の隅々まで見学することができました。
MONOLの特徴と魅力をしっかり理解できたキャンパスツアーでした。

学校の食事:実際のメニューと感想

Breakfast

目玉焼き2つ、食パン2枚、スイカ4切れが盛られた朝食プレートとサラダボウル

MONOLは学生が自由に食事を選択できるように、寮費に食費が含まれておらず、他の多くの学校のように決まった食事が提供されていません。
そのため、学校併設のアクアガーデンレストランや校外のレストランの利用、フードデリバリーのオーダー、校舎内の各階に設置された共用キッチンでの自炊など、多くの選択肢から選ぶことができます。
現在は朝食のみ、アクアガーデンで無料提供されています。

朝食では、メインカウンターの横に生野菜のサラダやコーヒーなどのドリンクが無料で用意されており、学生は自由に取ることができます。

醤油、マヨネーズ、ケチャップなどの調味料や、ジャムやピーナツバターなどもきちんと並べられていました。
コーヒーの味を自分好みに調整したい人のために、コーヒークリーマーと砂糖も用意されています。

私がいただいた朝食は、パンと目玉焼きとスイカのスライスで、無料のサラダを添えました。
シンプルな朝食でしたが、美味しかったです。

一方、真太郎はCrab Sandwich(カニサンド)を注文しました。
山岳地帯のバギオでカニサンド!と驚き注文したそうですが、カニカマだったそうです。さらに、マヨネーズの味が日本のものとは異なり、少しイメージと違ったそうです。
フィリピンのマヨネーズはアメリカのマヨネーズと似ていて酸味があまりなく、日本のものをイメージして食べるとガッカリするかもしれません。

日本人マネージャーの吉田さんは、日本からお気に入りのドレッシングなどを持ってくると、朝食のサラダをより楽しめるとおっしゃっていました。

Lunch

ご飯、キャベツの千切り、カクテキが付いたトンカツ定食と2杯のマンゴースムージー

アクアガーデンのメニューに、うどんやトンカツ、照り焼きなど、日本人が親しむ料理が含まれているのに驚いたと共に嬉しかったです。

それを見た私たち二人は、迷うことなくトンカツをいただきました。
見た目も良く、味も美味しかったのですが、少し噛み応えがありました。
ただし、それはこのレストランに限ったことではありません。
フィリピンの豚肉は、日本の豚肉のように柔らかくなく、少し硬いことが多いです。

真太郎は、語学学校でトンカツが食べられたことに大喜びで、美味しいと言って食べていました。
お肉が大きいので、私は全部食べることができなかったのですが、それも全て真太郎が食べてしまいました。

昼食時と夕食時には無料のチキンスープも提供されていました。
カウンターの横にスープポットが置いてあるので、学生は自由に取ることができます。
驚いたことに、このスープがとても美味しかったです。

昼食のもう一つのハイライトが、ヨーグルト入りマンゴースムージーです。
こちらも二人そろって同じものを注文したのですが、濃厚でクリーミー、そして爽やかな甘さで、フィリピンにいることをすぐに思い出させてくれる一杯でした。
マンゴーはフィリピンの国民的フルーツで、その自然な甘さで広く知られています。
甘いものが好きな方、あるいは真太郎のようにマンゴーが大好きな方なら、ここでは絶対に見逃せない一品です。

Dinner

ホイップクリーム、チョコソース、苺でデコレーションされたワッフルと熱帯魚が泳ぐ水槽

真太郎はランチのトンカツが気に入ったため、ディナーではチキンカツを注文することにしました。
真太郎は夕食にも美味しいカツが食べられたと喜んでいました。
私も一切れいただきましたが、衣はサクサクでお肉は柔らかく、とても美味しかったです。

私は韓国料理のメニューも試してみたいと思い、ビーフプルコギを選びました。
何よりもまず驚いたのは、そのボリュームです。二人分はあるほどのごはんとプルコギが1枚のお皿に盛りつけられていました。
一人では食べきれる量ではなかったので、真太郎に手伝ってもらい完食しました。
牛肉は柔らかく、美味しくいただけたので、試してみて良かったと思います。

さらに、吉田さんがキャンパスツアーの際に、ストロベリーワッフルがお勧めと仰っていたことを思い出し、デザートに注文してみることにしました。
結果、そのアドバイスに従って本当に正解でした。

ふわふわで柔らかなワッフルに、ホイップクリーム、チョコレートシロップ、そしてほんのり酸味のある苺のスライスがトッピングされていました。

ディナーの締めくくりにぴったりの甘すぎないデザートで、テーブルの向かいにある水槽をゆったりと泳ぐゼブラフィッシュの光景が、さらに美味しさを引き立てていました。

学生寮:部屋タイプ別の設備と実際の滞在レビュー

プレミアムシングルB

ダブルベッド2台、クローゼット、除湿器、ハンガーラックのあるデラックスダブルルーム

私たちは、デラックスダブルルーム(現プレミアムシングルB/複数人利用可)に滞在させていただきました。
部屋は清潔で快適で、必要なものがほとんど揃っていました。

寝室には、大きなクローゼットが2台設置されており、それぞれにセーフティボックスが備え付けられています。
窓際には、壁一面の長さのカウンターテーブルがあり、勉強するのにも物を置くにもとても便利です。
他にも、除湿器とハンガーラック、フェイスタオルも用意されていて、細かな心遣いが感じられました。
フェイスタオルが提供されているのは、これまで訪れた学校ではかなり珍しいことでした。
さらに、学生はレセプションにタオルを持って行けば、綺麗なものに取り換えてもらうことができるそうです。

レセプションには24時間スタッフが待機しており、施設面で困ったことがあればいつでも相談することができます。
何か修理が必要な場合などは、時間が掛かることもあるかもしれませんが、いつでも相談できる環境が整っているのは、とても安心でき、快適に生活できると思います。

寝室とは別の部屋に小さなキッチンがあり、カトラリー、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、電気ケトル、電気コンロ、そして大きな壁掛け鏡と共にカウンターテーブルまで設置されていました。
トイレとシャワーも別々の個室になっているので快適です。
ヘアドライヤーとバスタオルだけ持参すれば、その他必要なものはほとんど揃った便利な部屋でした。

夜も静かで心地よく、耳栓やノイズキャンセリングイヤホンを使わなくてもぐっすり眠れました。
まるで、自分たちの家にいるようにくつろげる滞在となりました。

セミシングルルーム

セミシングルルームの玄関から見た、壁を挟んで左右に分かれた2つの1人部屋

マネージャーの吉田さんに、MONOLで最も人気のある部屋について伺うと、シングルルームとセミシングルルームが特に人気だと教えてくださいました。
その理由もよく分かります。自分だけの空間があれば、音読や発音練習も周りを気にせず快適に行えますし、常にルームメートに気を遣う必要もありません。

特にセミシングルルームはデザイン性に優れており、寝室が完全個室になっていて、プライバシーがしっかり確保されています。
さらに、各部屋には冷蔵庫や電子レンジも備え付けられています。
共用部分はトイレとシャワーだけですが、別々の個室になっているので共用でも快適に過ごせると思います。

費用を抑えながらも、ある程度のプライバシーを保ち、静かな学習時間や自分の時間を大切にしたい学生に最適だと思います。

校舎内のWi-Fi環境

MONOLでは、校舎内の全フロア(寮、教室、レストラン、ジムなど)でWi-Fiを使用することができます。
私たちも1日半の滞在中、スマートフォンでとても快適に使えました。

校内寮の各部屋にはWi-Fiルーターが設置されており、私たちが宿泊した部屋では、87Mbpsの速度が出ていました(Fast.comで計測)。
YouTubeやNetflixのストリーミングは試していませんが、十分快適に使用できる環境だと思います。


※この記事は前・後編の【前編】です。

後編では、教室や自習室の学習環境、トライアルクラスの内容、教師インタビューから見えた指導の考え方を中心に、学びの面を実体験として詳しく紹介しています。

屋上にあるジムエリアの環境や実際に利用した際の様子、学校の長所と短所も整理しており、MONOLでの学習環境をより具体的に知りたい方に役立つ内容です。

後編はこちら👇
[バギオ・MONOL:快適な設備と柔軟なカリキュラムの学校【後編】]


また、MONOL(モノル)にご興味をお持ちの方は、
学校情報ページもぜひご覧ください。
学校の特徴やコース内容など、実際の留学検討に役立つ詳細情報を掲載しています。

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バギオ MONOL(モノル)の駐車場から見た校舎の正面全景

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ブログ著者 石川ジェニーの似顔絵(Grit留学の留学アドバイザー)
 著者:石川 ジェニー