
バギオにあるA&J ECO Campusでは、2026年7月8日から、ノートルダム病院(Notre Dame De Chartres Hospital)内にオフィスを構える
Japanese Help Desk(ジャパニーズヘルプデスク/JHD)と提携し、
学校往診サービスを開始しました。
フィリピン人医師が学校を訪問し、日本人看護師のサポートのもと、診察を受けられるサービスです。
診察は毎週水曜日の午後を予定していますが、他校との兼ね合いにより、日時が変更される場合があります。
私自身、バギオ滞在中にJHDを通してノートルダム病院を受診しました。
体調が悪いときに病院まで移動せず、学校内で日本語のサポートを受けながら診察を受けられることは、留学生にとって実用性の高い支援だと思います。
担当医と診察できる症状

学校往診を担当するのは、内科とアレルギー・免疫科を専門とするDr. Chona Bustamante-Burgonioです。
臨床経験は24年以上あり、主に次のような症状を診察します。
・風邪症状
・胃腸炎
・皮膚トラブル
・アレルギー症状
・その他の一般的な内科疾患
学校往診サービスの利用対象

JHDが対応する海外旅行保険を利用する方は、キャッシュレスで受診できます。
対象保険以外を利用している方や、海外旅行保険に加入していない方は、対象保険を利用する受診者が1名以上いる場合に限り、一緒に往診を受けられます。
その場合の診察費は1,000ペソで、薬は処方箋を受け取り、自分で薬局から購入する必要があります。
キャッシュレス診療に必要な準備

海外旅行保険を利用する場合は、診察前に次の書類を準備してください。
▶ 保険証券のコピー
※クレジットカード付帯保険を利用する場合は不要
▶ パスポートの顔写真ページのコピー
▶ 日本からフィリピンへの渡航を確認できるEチケット、または日本の出国スタンプのコピー
▶ 現在服用している薬の名前が分かるもの
※お薬手帳や薬のパッケージなど
書類の写真をA&Jのスタッフへ送れば、学校でコピーを用意してもらえます。
クレジットカード付帯保険を利用する場合
クレジットカード付帯保険でキャッシュレス診療を希望する場合は、事前にカード会社への連絡が必要です。
カード会社には、次のように伝えるよう案内されています。
「バギオのノートルダムホスピタル、ジャパニーズヘルプデスクでキャッシュレス受診を希望します」
カードの種類によっては、確認に数時間かかる場合があります。
往診までに承認が間に合わない場合は、いったん診察費を支払い、帰国後に自身で保険会社へ請求する必要が生じる場合があります。
自分でカード会社へ連絡することが難しい場合は、カード情報を共有することで、JHDに連絡を代行してもらうことも可能とのことです。
対応する海外旅行保険

学校資料には、JHDでキャッシュレス診療に対応している海外旅行保険会社と、クレジットカード付帯保険の例が掲載されています。
掲載以外の保険会社やクレジットカードをご利用の方は、JHDのサービスを利用する前に、保険会社またはカード会社へ確認することをおすすめします。
また、保険証券は必ず持参してください。
保険内容を確認できない場合は、キャッシュレス診療を利用できない可能性があります。
なお、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、1回の旅行につき補償期間が90日に設定されているものが多く、補償の開始時期や適用条件はカードによって異なります。
90日を超える渡航を予定している方は、渡航前に補償期間と適用条件を必ず確認してください。
申し込み方法と診察当日の流れ

申し込み方法
学校往診を希望する場合は、毎週火曜日の16:30までに、A&Jの日本人スタッフへ連絡してください。
連絡する内容は次のとおりです。
▶ 氏名(ローマ字)
▶ 生年月日
▶ 保険会社名(保険を利用する場合)
▶ 症状
▶ 症状が出た日
▶ 既往歴や現在服用している薬
※事前に伝えておくべき内容がある場合
診察当日の流れ
診察当日は、次の流れで進みます。
1.必要書類を準備する
2.学校内の指定された診察場所へ集合する
3.対象保険を利用する方は保険書類を記入する
4.日本人看護師のサポートを受けながら、フィリピン人医師の診察を受ける
5.薬を受け取る、または処方箋を受け取る
対象保険を利用する方は、基本的にその場で薬を受け取れます。
対象保険以外を利用する方や保険未加入の方は、処方箋を持って自分で薬局から薬を購入する必要があります。
ただし、医師が必要な薬を持参している場合は、その場で購入できることもあります。
学校往診サービスに関するよくある質問

Q1.医師の診断書は発行されますか?
発行可能です。
対象保険以外を利用している場合でも、発行された診断書を使って、帰国後に保険会社へ保険金を請求できる場合があります。
請求の可否や補償内容は、加入している保険会社へ確認が必要です。
Q2.薬はその場でもらえますか?
対象保険を利用する方は、基本的にその場で薬を受け取れます。
事前に症状を伝えるため、一般的な薬は医師が持参します。
必要な薬の在庫がない場合、対象保険を利用する方は、可能な限り当日中にGrab(グラブ)で学校へ届けてもらえます。
Grabは、フィリピンで広く利用されている配車・配送サービスで、配達料は自己負担になります。
対象保険以外を利用する方や保険未加入の方は、処方箋を受け取り、自分で薬局から購入する必要があります。
Q3.学校往診以外でも受診できますか?
ノートルダム病院(Notre Dame De Chartres Hospital)でも受診できます。
対象保険を利用する場合は、日本人看護師が受付から診察、薬の説明まで日本語でサポートします。
対象保険以外の場合もサポートを利用できますが、別途費用がかかります。
・フィリピン人スタッフによるサポート:1,120ペソ
・日本人スタッフによる通訳付きサポート:3,000ペソ
私が実際にJHDのサービスを利用してノートルダム病院を受診した流れは、以下の記事で紹介しています。
[バギオでジャパニーズヘルプデスクを利用した体験談|LINE予約から診察・薬の受け取りまでの流れ]
Q4.オンライン診療は利用できますか?
対象保険を利用する方は、対応可能日に限りオンライン診療を利用できます。
診察後の薬はGrabで学校まで配送され、配達料は自己負担となります。
Q5.診察は日本語で受けられますか?
医師は英語で診察を行いますが、日本人看護師が通訳とサポートを行います。
学校往診では日本語サポートがあります。
病院での受診時は、日本人看護師が対応可能な場合に限り、日本語サポートを利用できます。
学校往診サービスの様子

学校資料では、実際に校内で診察を受ける様子も紹介されています。
医師による診察だけでなく、日本人看護師によるサポート、保険書類の記入、バイタルサインの測定、薬の受け渡しまで、学校内で行われています。
海外旅行保険に加入していても、必要書類が揃っていない場合や、クレジットカード付帯保険で事前承認が得られていない場合は、キャッシュレス診療を利用できないことがあります。
フィリピンのバギオへ渡航を予定している方は、渡航前に保険の補償内容や利用条件を確認し、保険証券などの必要書類を準備しておくことをおすすめします。
記事内で紹介した資料は、以下のPDFでもご覧いただけます。
A&J ECO Campus「学校往診サービスのご案内」(PDF)



