
API BECI City Campus(エーピーアイ・ベシ・シティ・キャンパス)は、20歳以上を対象とし、門限を設けず、自立した学習スタイルを尊重した運営が特徴の語学学校です。
バギオ市中心部という利便性の高い立地にあり、仕事や自己学習と英語学習を両立したい社会人や大人の学習者に向けた環境が整えられています。
前編では、校内の雰囲気や学生同士の距離感、学校から徒歩圏内のおすすめスポット、キャンパスツアーで見学した校内施設、そして実際にいただいた昼食の感想までを紹介しました。
後編では、スタジオタイプの学生寮の居住環境と、マンツーマンクラス用教室やグループクラス用教室といった教室環境を中心に見学内容を整理しています。
あわせて、API BECI City Campusの長所と短所を整理し、どのような方に向いているキャンパスなのかを具体的にまとめています。
※この記事は前・後編の【後編】です。
前編はこちら👇
[バギオ・BECI City:自立的学習ができる大人向けキャンパス【前編】]
学生寮:スタジオタイプルームの居住環境

今回は、スタジオタイプのシングルルームを見学することができました。
部屋は想像以上に広く、全身鏡、机と椅子、ナイトスタンド、冷蔵庫、ランドリーバスケット、木製の洋服ラック、靴箱、ヘアドライヤーなど、生活に必要な家具が一通りそろっていました。

トイレには洗浄便座も設置されていました。
フィリピンでは珍しく、日本人にとって嬉しい設備が整っていると感じました。
シャワーとトイレは一体型で、カーテンでシャワーエリアとトイレエリアが仕切られています。
初めてフィリピンを訪れる方は、トイレ事情に戸惑いや不便さを感じることがあるかもしれません。
トイレットペーパーは流さずにゴミ箱へ捨てる仕様で、シャワーエリアにはバスタブや床の段差がないため、水がトイレエリアに流れることもあります。
真太郎も、フィリピンを訪れるたびに最初は不便さを感じるそうですが、現地では一般的な仕様で、慣れれば特に問題はないと言っていました。
部屋そのものは一人暮らしには十分に快適で、居心地の良さを感じました。
さらに、2025年にはスタジオタイプルームの改装が行われ、学生にとってより快適で魅力的な居住空間へと整えられています。
教室環境:開放型と個室型の教室設計
マンツーマンクラス用教室

BECIシティキャンパスのマンツーマンクラス用教室は、完全に独立した個室ではなく、間仕切り壁で区切られ、入口扉などがない開放的な設計となっています。
机はカウンターテーブルで、講師と学生が横並びに座ります。
教科書やノートを開いて学習するのに十分な机の長さがあると思いました。
教室の配置によって、テーブルが窓に面しているタイプと、壁に面しているタイプがあります。
このレイアウトは、閉塞感を抑え、長時間の学習でも空間的なストレスを感じにくい点が特徴です。
一方で、仕切りによる遮音性には限界があるため、周囲の話し声や物音が聞こえることもあります。
環境音をあまり気にしない方であれば問題になりにくい一方、静かな環境で高い集中力を保ちたい方にとっては、やや気になる点になる可能性があります。
グループクラス用教室

グループクラス用教室は、マンツーマンクラス用教室とは異なり、完全に仕切られた構造の部屋です。
開放型ではないため、周囲の音の影響を受けにくく、落ち着いた環境で授業を受けることができます。
一方で、教室には十分な広さがあり、廊下側の壁とスライドドアがガラス張りになっているため、閉塞感は感じません。
また、視線の高さがすりガラスになっているので、廊下の状況に気がそらされることも少なそうです。
この設計により、グループレッスンでも快適さと集中しやすさが保たれており、学習に適した教室環境だと感じました。
プレゼンテーションルーム

こちらは、ビジネス英語コース「BizSpeak」などを受講する学生がプレゼンテーションを行う教室です。
大小多くの窓があり、廊下側の壁とスライドドアもガラス製なので、明るい雰囲気の教室でした。
さらに、多目的スペースとしても活用されています。
入学初日のオリエンテーションやレベルチェックテストはこの教室で実施され、通常の授業や卒業式の会場として使用されることもあります。
また、英語ゲームやトーナメントといった月例のアクティビティが行われることもあり、用途は多岐にわたります。
空き時間には自習スペースとして利用することも可能です。
大きめの机が並んでいるので、資料を広げて快適に学習ができそうです。
API BECI City Campusの長所と短所
メリット
1.便利なロケーション
BECIシティキャンパスは、バギオ市の中心部に近い場所にあります。
飲食店やショッピングエリア、観光スポットへも徒歩でアクセスしやすく、生活面で利便性の高い環境です。
2.柔軟なコースオプション
仕事と学習を両立したい方に向けて、マンツーマンクラスを夜の時間帯に受講できる「Flexi-Lite ESL」と「Flexi-Speed ESL」の2コースが用意されています。
日中の時間を仕事やその他の活動に使用することができるのが特徴です。
3.小規模校ならではの学習環境
学生定員が50名に設定されているため、キャンパス全体に落ち着いた雰囲気があり、学生同士やスタッフとの距離も近い、温かく親密な学習環境が保たれています。
4.ネイティブ講師によるレッスンが受講可能
ネイティブ講師から学びたい方は、「Native ESL」コースを選択することができます。
このコースには、ネイティブ講師によるグループクラスと25分間のマンツーマンスピーキングクラスが含まれています。
また、「Native ESL」コース以外を受講している場合でも、ネイティブ講師のグループクラスやマンツーマンクラスを現地で追加することが可能です。
5.門限なし
門限が設けられていないため、学生は厳しい時間制限を受けることなく、自分のスケジュールを主体的に管理できます。
自由度が高く、自立した留学生活を送りたい方にとって大きなメリットです。
6.カスタマイズ可能なクラス構造
すべてのコースにおいて、グループクラス2コマをマンツーマンクラス1コマに変更することが可能です。
より個別性の高い学習スタイルを重視し、自分の目的や課題に集中したい方に適した仕組みです。
7.SP プログラム (Speaking Prescription Program)
スピーキング力の向上を目的とした追加プログラムで、週4回のマンツーマンクラスと、週1回の録画形式のスピーキングインタビューで構成されています。
録画インタビュー後には、発音、文法、語彙、流暢さなどについて個別フィードバックが提供されます。
なお、「Native ESL」コースには、ネイティブからの指導を受けられるNative SPプログラムが含まれています。
8.オプションクラス、アクティビティ、スクールトリップ
BECIシティキャンパスでは、無料のディスカッションクラスを提供しており、リラックスしたインタラクティブ(双方向的)な環境でスピーキングの練習ができます。
さらに、月例のスクールアクティビティや、3つのBECIキャンパス合同で行われる週末トリップも企画されており、学生同士が交流を深めたり、近隣の観光スポットを訪れたり、日々の学習の合間にリフレッシュしたりする機会が用意されています。
デメリット
1.スパルタ式ではない自由度の高い学習環境
厳格な校則や強制的な自習ルールが設けられた、スパルタ式の学習環境を求める方にとっては、BECIシティキャンパスの学習スタイルは物足りなく感じられる可能性があります。
明確な管理体制のもとで集中的に学習したい方には、API BECIのグループ校であるBECI Sparta Campus(ベシ・スパルタキャンパス)の方が適しているかもしれません。
なお、BECIスパルタキャンパスで提供されているコースは、24ESL、TOEIC、IELTSの3コースに限られています。
まとめ
BECIシティキャンパスは、仕事やプライベートと英語学習を両立したい20歳以上の方や、自立した学習スタイルを求める方に向けて設計された、都市中心部に位置するコンパクトなキャンパスです。
少人数制の学生定員に加え、柔軟なプログラム構成、ネイティブ講師のオプション、門限なしの運営方針、カスタマイズ可能なクラス構造により、バギオ中心部で快適さと自由度の高い学習環境が整えられています。
厳格な校則や管理された学習ルーティンを好む方には、向かない場合があります。
一方で、柔軟性や利便性、自分のペースで学ぶことを重視される方にとっては、適した選択肢です。
また、落ち着きのある校内で交流もしやすい雰囲気があるのも印象的でした。
BECIシティキャンパスがご自身に合いそうだと感じた場合は、コース内容や学習環境をあらためて確認し、目的や学習スタイルに合っているかを検討してみてください。
こちらの学校紹介ページの情報が助けになるかもしれません。
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※この記事は前・後編の【後編】です。
前編では、API BECI City Campus校内の空気感や学生同士の様子、学校周辺にある立ち寄りやすいスポット、学習や作業に集中しやすい校内施設、そして実際にいただいた食事の印象まで、現地で確認した情報を整理しています。
キャンパス全体の雰囲気や、留学中の生活イメージを具体的につかみたい方は、前編もあわせてご覧ください。
前編はこちら👇
[バギオ・BECI City:自立的学習ができる大人向けキャンパス【前編】]




