
API BECIは、フィリピン国内に4つのキャンパスを展開しています。
セブのマクタン島にB’Cebuがあり、涼しい気候で知られるバギオ市には、EOP Campus、City Campus、Sparta Campusの3校があります。
今回は、その中でも特徴的なキャンパスの一つ、バギオ市にある「API BECI EOP Campus(エーピーアイ・ベシ・イーオーピーキャンパス)」をご紹介します。
このキャンパスは、現在の姿に至るまでに、いくつかの名称と役割の変遷を経験してきました。
開校当初は、女子学生のみを受け入れる「レディキャンパス」としてスタートしました。
その後、温かくリラックスした雰囲気の中で男女ともに学べる「カフェキャンパス」へと発展します。
そして2025年、現在の名称であり、おそらくこれまでで最も意義深い名前となる「EOPキャンパス」へと改名されました。
なぜEOPなのか?
それは、学校が現在、キャンパス内で英語オンリーポリシー(EOP / English Only Policy)を強力に推進しているからです。
これは大胆でありながら刺激的な取り組みで、学生ができるだけ自然に、そして継続的に英語を話し、英語環境に身を置くことを促すことを主な目的としています。
多くの学習者にとって、いったん慣れてしまえば、英語を使うことへの抵抗感を減らし、日常的に英語を話す習慣を身につけるうえで大きな助けになるはずです。
この居心地の良い英語オンリー環境の学校に興味がある方は、ぜひこのまま読み進めてください。
記事の中では、英語学習に関するいくつかの気づきもあわせて紹介しています。
留学生活が実際にどのようなものになり得るのか、より具体的にイメージしていただけると思います。
前編では、API BECI EOP Campusの校内の雰囲気をはじめ、実際に見学した施設や学習環境、生活空間の使われ方を中心に紹介しています。
あわせて、食事の内容や、内部寮と外部寮それぞれの滞在環境についても、訪問時の体験をもとに具体的にまとめました。
※この記事は前・後編の【前編】です。
後編はこちら👇
[バギオ・BECI EOP:英語オンリー環境で学ぶアットホームな学校【後編】]
学校の雰囲気

学校全体は温かくカジュアルな雰囲気で、訪れてすぐに居心地の良さを感じました。
キャンパス周辺には緑も多く、爽やかで落ち着いた空気が流れています。
前庭やテラスなど、キャンパス内のさまざまな場所にテーブルと椅子が配置されており、学生たちはダイニングホールのテーブルも含めて、自分にとって心地よい場所でマンツーマン授業を受けられるのも印象的でした。
全体として見ると、いわゆる伝統的な語学学校というより、明るい夏の別荘やカフェのような雰囲気でした。
学生たちは勉強をしたり、会話を楽しんだり、キャンパス内を行き来したりしており、全体として活気があり、明るい印象を受けます。
正直なところ、こうした雰囲気はこの学校ならではの特徴で、私たちはとても魅力的に感じました。
キャンパスツアー:施設と滞在環境の紹介

フレンドリーで親切な日本人マネージャーのユキさんにキャンパスを案内していただき、本当に嬉しかったです。
ユキさんはとても話しやすい方で、気になったことは何でも気軽に質問することができました。
そのおかげで楽しいキャンパスツアーとなりました。
まず目を引いたのは、自然に囲まれた庭園です。
まるで屋外庭園スペースのあるカフェのように、くつろいだ空気が広がる、居心地の良い空間でした。
穏やかで爽やかな雰囲気があり、学生や講師がここで授業を行うのを好む理由が分かりました。
コーヒーを飲みながら講師と英語で会話をしている学生の姿も見かけました。
その素敵な光景について話すと、ユキさんが、学校ではアメリカーノコーヒーを1日一杯無料で提供していると教えてくれました。
学生は校舎の入口横にあるカフェでアメリカーノを注文することができ、カウンターに置いてあるノートに名前を書くだけで良いそうです。
英会話カフェのような雰囲気ですが、実際には語学学校の一部である点が印象的でした。
この空気感から、以前「カフェキャンパス」と呼ばれていたことにも自然と納得できます。
その後、メイン校舎の1階に入り、最初に小さな掲示板へ案内されました。
ここには、オプションクラスや学校主催の週末旅行、ハウスキーピングのスケジュールが掲示されており、学生はここで簡単にリクエストをしたり、申し込みを行ったりすることができます。
この掲示板のすぐ後ろには、SPテストルーム(Speaking Prescription test room)があります。
これはBECIのカリキュラムおよび学生の評価テストに含まれています。
スピーキングテストはビデオ撮影され、その後、添削されたフィードバックが学生に共有されます。
同じフロアには、スチューデントヘルプデスク、ランドリーの受付、キッチン、ダイニングホールも設けられています。

ダイニングホールにつながった屋外部分には、テラスのようなスペースがあります。
観葉植物や木々に囲まれた心地よい空間で、半透明の波板が張られた屋根からは自然光がたっぷりと差し込みます。
食事をしたり、コーヒーやお茶を飲んだり、マンツーマンクラスを受講したりできるよう、テーブルと椅子が複数用意されています。
実際に私たちが訪れた時にも、複数のマンツーマンクラスがこのエリアで実施されていました。
さらに、スタイリッシュなAフレーム型の小屋が2つあり、講師と一緒に勉強したり、自由にくつろいだりできるスペースとして使われているそうです。
この屋外エリアの横にある階段を下ると、小さな屋外エクササイズジムがあります。
私たちが訪れた際は、シンプルなトレッドミルと数点のトレーニング器具が設置されているのみでした。
しかし、2025年現在は設備が追加され、学生がより快適にトレーニングを楽しめるようになったとのことです。
その後、メイン校舎の2階、3階、4階へと順に上がり、学生寮として使われている各フロアを見学しました。
中でも印象的だったのは、学生寮の部屋とバスルームが分かれた造りです。
学生寮はフロアごとに男女が分かれており、各階には共用バスルームが設置されています。
ユキさんも当初は共用バスルームに抵抗を感じていたそうですが、実際に生活してみると、この構造がとても快適で気に入ったとのことでした。
というのも、部屋の中にバスルームがある場合、ルームメイトが寝ている時間帯にシャワーやドライヤーなど音の出る設備を使うのは、どうしても気を遣ってしまいます。
一方で、部屋とバスルームが分かれていれば、その心配がありません。
複数人で生活する以上、生活リズムが異なるのは自然なことですが、ユキさんのお話を聞いて、この共用バスルームの造りが、そうした点に配慮された仕組みであることに気付かされました。

学校には、キャンパスから歩いてすぐの場所に「マンション」と呼ばれる外部寮があります。
この建物には、リビングルームとキッチンを備えた部屋が用意されています。
さらに驚くべきことに、マッサージルームやカラオケルームも併設されており、学生がリラックスして過ごせる環境が整っています。
温かみのある素朴な雰囲気の校内寮に対し、外部寮はよりモダンなスタイルで、学生は自分に合った宿泊施設を選ぶことができます。
その後、キャンパスに戻り、キャンパスツアーの最後としてアカデミック棟を見学しました。
アカデミック棟の1階にはマンツーマンクラス用の教室と自習室があり、地下にはグループクラス用の教室と共有キッチンが設けられています。
EOPキャンパスで提供されているワーキングホリデーコースには、ピザ作りなどの実習クラスも含まれており、それらはこの共用キッチンで実施されています。
また、共用キッチンは学生も自由に利用することができ、ユキさんの話では、学生たちが自国の料理を作って他国の学生に振る舞うなど、自然な交流の場にもなっているそうです。
EOPキャンパスの全体的な印象はどうでしたか?
BECI EOPキャンパスは、全体として穏やかで家庭的な雰囲気があり、リラックスできる空間とアットホームな宿泊環境がうまく調和しています。
そのため、学生はストレスや不安を感じにくく、キャンパスでの生活にも無理なく馴染みながら、日々の留学生活を楽しめる環境だと感じました。
また、こうした雰囲気を支えているのは、自然に囲まれたキャンパス環境だけではありません。
先生方やスタッフの皆さんがとても親切でフレンドリーであることも、リラックスしながら英語学習に向き合える大きな要因になっていると感じました。
先生やスタッフの方々に笑顔が多かったことがとても思い出深いです。

特に、今回キャンパスを案内してくれた日本人マネージャーのユキさんと、中国人マネージャーのニカさんには心から感謝しています。
初対面の私たちにも終始友好的に接してくださり、緊張していた私たちの気持ちを自然と和らげてくれました。
そのおかげで、キャンパスに到着して間もなく、ここがとても居心地の良い場所だと感じることができました。
さらに、夕食の準備を手伝ってくださったり、帰りのタクシーの手配まで気にかけてくださったりと、細やかな心配りが随所に感じられ、とても印象に残っています。
こうした先生やスタッフの温かさ、親しみやすさ、思いやりが、EOPキャンパス全体の雰囲気を形作っており、学生が安心して学び、生活できる理由の一つになっているのだと感じました。
学校の食事:実際のメニューと感想
Dinner

バギオ市内の語学学校では、週末でも1日3食の食事が提供されることは珍しいです。
一方で、EOPキャンパスも含め、API BECIの3キャンパスでは週末や祝日も毎日3食の食事が提供されています。
週末もキャンパス内で過ごす学生や、勉強が忙しくて外出が難しい学生にとって、外に食事に出たり自分で用意したりする必要がなく、温かい食事を規則的に取れるのは、とても親切で心配りの行き届いた対応だと感じました。
私たちが訪問した日の夕食は、チキンとジャガイモ、ニンジンの煮込み料理、ズッキーニの炒め物、ひょうたんの炒め物、フィッシュボールでした。
そのほかに、大根のスープもいただきました。
フィッシュボールは、どこか懐かしさを感じる味でした。
フィリピンでは、フィッシュボールは屋台でよく見かける定番のストリートフードで、串に刺し、甘いブラウンソースやニンニクと玉ねぎ入りのビネガーソースをかけて食べることが一般的です。
これらのソースと合わせると、とても美味しくいただけます。
この日、EOPキャンパスで提供されたフィッシュボールは、ソースが軽くかかっており、マイルドな味付けでした。
幅広い学生が安心して食べられるように配慮された調理だと思います。
全体的に味付けは控えめで油っぽさもなく、食べやすく、満足感のある食事でした。
真太郎も、野菜が豊富で学生の健康に配慮されており、とても美味しくて気に入ったと話していました。
学生寮:外部寮と内部寮の滞在環境
外部寮

今回の訪問ではEOPキャンパスに宿泊はできませんでしたが、幸運にもマンション(外部寮)内に空室のあるシングルルームをいくつか見学することができました。
その中の一つが、6階にある女性用のマスターシングルルームです。
部屋は広く明るく、快適に滞在するために必要な設備が一通りそろっていました。特に印象的だったのは、部屋の中にゆとりのある専用バスルームが備えられている点です。
同じフロアには、学生が自由に利用できる共有キッチンとリビングルームがあります。
リビングルームは十分な広さがあり、複数の木製テーブルセットが並び、カーペットが敷かれたエリアには大きなソファも置かれていました。
さらに、木製テーブルとベンチが設置されたバルコニーもあります。
共用キッチンも広く、大型の冷蔵庫が備え付けられており、使い勝手の良さが伝わってきました。
授業の合間や一日の授業を終えたあとに、くつろいだり、料理をしたり、ルームメイトと会話を楽しんだりできる、温かみのあるコミュニティ空間で、とても魅力的に感じました。
ちなみに、外部寮も内部寮と同様にフロアごとに男女が分かれています。

外部寮のすべての客室に専用バスルームが付いているわけではありませんが、この部屋はその一例です。
5階にある男性用のレギュラーシングルルームになります。
まず目を引くのは、少し高い位置に設置されたベッドです。
ベッドには専用の階段が付いており、ベッドの下には3つの引き出しが設けられています。
また、ベッドの隣には大きなクローゼットがあります。
このベッド周りは天井がやや低いため、背の高い方は上り下りの際に頭をぶつけないよう注意が必要です。
それでも、居心地がよく、実用的な造りの空間だと感じました。
部屋のすぐ外には、共用のバスルーム、リビングルーム、キッチンがあり、生活動線の良さも印象的です。
内部寮
内部寮では、女性用の4人部屋を見学させてもらいました。
屋根裏にある部屋で、その広さがとても印象的でした。
ベッドが並列に4台並んでいますが、ベッド間の距離が広いので快適に過ごせそうです。
窓からは緑豊かな景色を見渡すことができ、日の光が差し込んで心地よい空間になっていました。
内部寮の1人部屋、2人部屋、3人部屋は部屋のサイズが同じなので、3人部屋は少し狭く感じるかもしれません。
そのため、ユキさんは部屋の広い4人部屋が気に入っているそうです。
実際にEOPキャンパスの内部寮で生活されていたユキさんが、森の中のペンションに住んでいるようだとおっしゃっていましたが、窓からの景色、木材がふんだんに使われた床や腰壁、階段の手すりなどと相まって、本当にその通りだとうなずきました。
内部寮と外部寮の違いは何ですか?
1.内部寮
内部寮は、設備がシンプルな点が特徴です。
勉強机、鏡、冷蔵庫、ワードローブなど、生活に必要な基本的なアメニティが備わっています。
しかし、専用バスルームはなく、各階にある共用バスルームを使用することになります。
部屋タイプは、男女で異なります。
女性用は、シングルルーム、トリプルルーム、クワッドルームの3種類で、男性用はツインルームとトリプルルームの2種類です。
2.外部寮
外部寮は、内部寮に比べてよりモダンな造りで、設備も充実しています。
マスターシングルルームには専用バスルームが付いていますが、男性専用のレギュラーシングルルームはユニットごとの共用バスルームとなります。
また、外部寮にはリビングスペースやキッチン、ダイニングエリア、テラスといった共用スペースも備えられており、学生同士が交流しやすい環境が整っています。
外部寮も男女で部屋タイプが異なります。
女性用の部屋タイプは、マスターシングルルーム、ツインルーム、トリプルルーム、クワッドルームの4種類です。
一方、男性用はマスターシングルルームとレギュラーシングルルームの2種類が用意されています。
外部寮のバスルームは、内部寮のようなフロア共用ではなく、部屋ごと、またはユニットごとに、専用または共用のバスルームが設けられています。
※この記事は前・後編の【前編】です。
後編では、教室環境や学習スペースの使われ方に加え、実際に受講したトライアルクラスの様子、講師インタビューを通じたコース選択や学習バランスの考え方を紹介しています。
あわせて、EOPキャンパスの長所と短所も整理し、この学校がどんな方に向いているのかを具体的にまとめました。
学習面を含めて、EOPキャンパスでの留学生活をより深く知りたい方は、後編もぜひご覧ください。
後編はこちら👇
[バギオ・BECI EOP:英語オンリー環境で学ぶアットホームな学校【後編】]
また、API BECI EOP Campus(エーピーアイ・ベシ・イーオーピーキャンパス)にご興味をお持ちの方は、
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