
バギオ市郊外の自然豊かなエリアに位置するJIC Premium Campus(ジェイアイシー・プレミアム・キャンパス)は、静かで落ち着いた環境のなかで、自分のペースを大切にしながら英語学習に取り組めるキャンパスです。
スピーキング力の強化を軸としたコース構成に加え、キャリアや目的に応じた多様な学習選択肢が用意されており、若者から社会人まで幅広い層に対応しています。
前編では、JIC Premium Campusの自然に囲まれた落ち着いた環境や学校全体の雰囲気をはじめ、ダイニングホールを中心としたキャンパスツアーを通して、学習と生活を支える施設やサポート体制、実際の食事内容や滞在中に感じた印象について紹介しました。
後編では、実際に滞在した学生寮の様子をはじめ、Wi-Fi環境、教室や自習エリアの特徴、講師へのインタビューから見えてきたコース選択のポイントを詳しく紹介します。
あわせて、JIC Premium Campusのメリット、デメリットも整理しており、留学先としての相性を具体的に判断するための材料としてご覧いただける内容になっています。
※この記事は前・後編の【後編】です。
前編はこちら👇
[バギオ・JIC Premium:静かな環境のスピーキング重視校【前編】]
学生寮:実体験に基づく快適さと感想
JIC Premium Campusには、2種類の学生寮があります。
第一学生寮は5階建てで、キャンパスのほとんどの部屋が入っており、最上階にダイニングホールがあります。
バルコニー付きの部屋とバルコニーなしの部屋から選ぶことができます。
バルコニー付きの部屋は日当たりが良いですが、部屋の階数や向き(庭側/山側)を選ぶことは出来ません。
一方、バルコニーのない部屋はキャンパス庭側向きの下層階に位置しており、石壁に面しているため自然光はやや控えめです。
第二学生寮は、キャンパス内売店の向かいに建つ2階建ての建物で、私たちが実際に滞在したのはこちらの寮でした。
現在、こちらの寮はセミシングルルームとして使用されており、バスルームは2部屋もしくは3部屋で共用となっています。

広々としたリビングエリアはギリシャ風の柱や石調の壁、装飾的な手すりの階段が印象的で、どこか落ち着いたクラシックな雰囲気があります。
一方で、各部屋の中は実用性を重視したつくりになっており、設備はとても充実しています。
電気ケトル、ヘアドライヤー、冷蔵庫、除湿機、扇風機といった生活に必要なものが一通り揃っています。
また、勉強机の下には、文房具などの小物を収納できる引き出し式の収納も備え付けられていました。
実際に滞在してみて、日常生活を送るうえで不便を感じる場面はありませんでした。
共用バスルームのすぐ隣には、ウォークインクローゼットのような広さのある更衣スペースが設けられており、各学生が荷物や衣類を整理して使用できるようになっていました。
全体的には快適でしたが、夜は想像以上に冷え込んだため、最初は部屋からバスルームに行くのが少し億劫でした。ただ、その環境にもいつものようにすぐに慣れました。
夜はとても静かで、私たちはぐっすり眠ることができました。
やや肌寒く感じることもありましたが、備え付けの毛布はちょうど良く、長袖の服を着ていれば問題なく過ごせました。
雨季の時期に留学を予定している方は、長袖の服やジャケット、室内用の暖かい靴下を持参されることをおすすめします。
また、室内用のスリッパがあると、より快適に過ごせると思います。
キャンパス内のWi-Fi環境
Wi-Fiは、学生寮の部屋、ダイニングホール、学習ラウンジで使用することができます。
「Fast.com」を使ってダイニングホールのWi-Fi通信速度を測定したところ、220Mbpsでした。
また、第二寮の私たちが宿泊した部屋では、50Mbpsの速度が出ました。
私たちは、Web閲覧やメッセージのやり取りといった日常的なインターネット利用しか行っていませんが、通信は安定しており、快適に使用できました。
測定値から考えると、動画ストリーミングやビデオ通話も問題なく行えそうです。
ただ、フィリピン全体で言えることですが、フィリピンのインターネット環境は日本のように安定しておらず、速度が遅くなったり、接続が不安定になったりすることがあります。
雨季には台風の影響で通信が途絶える場合もあります。
これは、SIMカードを利用した場合にも言えることなので、頭の片隅に入れておいてください。
教室と自習エリア:用途に応じて整えられた学習環境
マンツーマンクラス用教室

すべての教室はアカデミック棟内にあります。
マンツーマンクラス用教室には、学習に必要な広さが確保されています。
机の上にも十分なスペースがあり、教科書やノートを広げても支障なく学習できます。
座席の配置は教室ごとに異なり、講師と隣同士で座る形式のものもあれば、向かい合って座る形式のものもあります。
また、一部の教室には窓があり、自然光が入ることで、明るく開放的な雰囲気になっています。
ただし、すべての教室が同じ広さというわけではありません。
比較的広い教室もあれば、コンパクトな教室もあり、割り当ては状況によって異なります。
このほか、校庭にはテーブルと椅子が設置されたパティオがあり、屋外の開放的な環境で授業を受けたい学生にとって、ちょうどよい学習スペースとなっています。
グループクラス用教室

グループクラス用の教室は、とても印象的でした。
教室の広さ、椅子やテーブルの種類や配置など様々なバリエーションがあります。
全体的に見て、これまで見学してきた学校の中でも、特に広さを感じる教室だと思います。
椅子は軽くて持ち運びしやすいものが使われており、プレゼンテーションやスピーチ、ディスカッション、ディベートといったインタラクティブ(双方向的)な活動の際にも、学生が状況に応じて座席の配置を簡単に調整できる点が気に入りました。
自習エリア

自習をしたい学生のために、アカデミック棟の2階には「学習ラウンジ」が設けられています。
学習ラウンジには、テーブル席や窓際のカウンター席、ソファーセットなど、様々なタイプの席が用意されており、学生の好みやその日の気分に合った場所で自習ができます。
また、学習ラウンジで授業を受けることもできるそうです。
開放的な空間で勉強するのが好きだけど天気が悪い場合などに良いかもしれません。
私たちが訪問した際には、このエリアで自習している学生もいましたが、人数としてはダイニングホールで自習している学生のほうが多く見られました。
普段からカフェなど、ある程度の雑音がある環境で勉強することに慣れている方にはダイニングホールが、より静かな環境で集中したい方には学習エリアが向いているかもしれません。
講師インタビュー:現場から見た学習サポートとコース選択
ヘッドティーチャーアシスタント:Ces先生

私が講師をしていたときに、学生とのやり取りの中で、教科や教科書の変更について質問を受けることが時々ありました。
そこで今回は、この点についてJIC Premium Campusではどのように対応されているのかを、ヘッドティーチャーアシスタントのCes先生(セス先生)に伺いました。
Ces先生によると、学生は2週間に1度、リクエストを提出し、ヘッドティーチャーと相談する機会が設けられているそうです。
そして、ヘッドティーチャーの承認が得られた場合に限り、教科や教科書の変更が可能とのことです。
このように、学習内容について教育者に相談できる体制が整っていることで、学生は状況に応じた適切な判断やアドバイスを受けながら、安心して学習に取り組めると感じました。
ただし、学生が受講しているコースとは別のコースの教科書を利用することはできないそうです。
例えば、TEP ESLコースを受講している学生が、ビジネスマスターコースの教科書を利用して授業を受けたい場合は、コースを変更する必要があります。
アドバイス:最初のコース選びが大切です
学習を最大限に活かし、後から不要な変更を避けるためにも、入学前にご自身の目標や興味に合ったコースを、時間をかけて選ぶことをおすすめします。
そうすることで、学習体験がよりスムーズになり、本当に達成したい目標に沿ったものになるはずです。
Guia先生

Guia先生(ギヤ先生)とお話しする機会にも恵まれ、私も真太郎も先生のお話に感銘を受けました。
先生の回答はとても丁寧で具体的であり、とても参考になったからです。
会話の中では、JIC Premium Campusで特に人気のあるコースの一つである「Speaking Masterコース」について、貴重な見解を共有してくださいました。
なぜSpeaking Masterコースは人気なのでしょうか?
Guia先生によると、日本人学習者を含む多くの学生は、スピーキング力の向上を主な目的としてフィリピン留学を選んでいるそうです。
そして、その目的に直結していることが、多くの学生がこのコースを受講する理由だと話してくださいました。
Speaking Masterコースはどのような方に向いていますか?
Guia先生によると、このコースは大きく分けて2つのタイプの学生に適しているとのことです。
一つ目は、将来的に海外での進学や就労を考えており、国際的な環境で通用する高いコミュニケーション力が求められる方です。
二つ目は、海外のクライアントとより円滑にコミュニケーションを取りたいと考えている社会人の方です。
実際に、JIC Premium Campusでは、ビジネスシーンで必要とされるコミュニケーションスキルを身につける目的で、このコースを選択している学生が多いそうです。
日常会話を伸ばしたい方には適していないのでしょうか?
Guia先生は、Speaking Masterコースはビジネス英語だけを目的としたコースではないと、すぐに説明してくださいました。
実際には、カジュアルな日常会話を練習したい方にも適したコースだそうです。
スピーチやプレゼンテーションといったビジネス関連のアクティビティも含まれていますが、それだけが目的ではありません。
即興スピーキングの練習、語彙力の強化、発音練習、考えを整理して伝えるためのトレーニングなども行われます。
使用する教材や指導方法は、学生一人ひとりの目標に合わせて調整できるとのことです。
JIC Premium Campusの長所と短所
メリット
1.自然に囲まれたリラックスできる環境
キャンパスは緑豊かな自然と山々の景色に囲まれており、落ち着いた雰囲気の中で、リラックスしながら英語学習に集中できる環境が整っています。
また、市街地から少し離れた静かな立地であるため、ストレスを感じにくく、生産性の高い学習に取り組みやすい点も特徴です。
2.多様で特徴的なコース構成
JIC Premium Campuでは、レベルや目的に応じた幅広いコースが提供されています。
英語学習が初めての方から、特定の分野に特化した学習を希望する方まで、スピーキング重視のクラス、テーマ別英語、ビジネス英語、さらにはシニア向けコースなど、多様な選択肢があります。
3.バリスタインターンシップおよび地元カフェでのOJT
追加料金を支払うことで、通常のコースにバリスタインターンシップや地元カフェでのOJTを組み合わせることができます。
バリスタインターンシップは校内のカフェで行われ、コーヒーの基礎知識やラテアートなどを学び、簡単なOJT体験も含まれます。
一方、外部のカフェレストランで行われるOJTは、市内の実際の店舗でインターン生として働きながら実習訓練を行うプログラムです。
英語での接客や実務経験を積むことができ、将来ワーキングホリデーでカフェやレストランでの就労を考えている方に適しています。
いずれのプログラムも、英語学習に加えて、英語を使いながらの実践的な経験をしたい方にとって魅力的な選択肢です。
4.柔軟な学習スタイル
学生は、自身の好みや学習スタイルに応じて、セミスパルタ形式またはスパルタ形式の学習環境を選択することができます。
2つの違いは、平日の門限時間、および単語テストと義務自習の有無です。
5.英語オンリー(EOP)オプション
JIC Academyでは、希望者は「チャレンジャー制度」と呼ばれる24時間英語を使い続ける制度に取り組むことができます。
英語のみを使用するルールに挑戦することで、英語の流暢さや自信を高めることができます。
6.無料のオプションクラス
授業以外にも、カルチャーディスカッションやスケッチ、ズンバなどのアクティビティに参加することができます。
これらのクラスを通じて、学生同士の交流を深めたり、創造性を引き出したり、リフレッシュしながら留学生活をより充実させることができます。
7.ウィークエンドトリップ
JIC Premium Campusは、同じバギオ市にある語学学校WALESと共同で、月に2回の週末観光ツアーを実施しています。
希望者は、このツアーに参加してバギオ市内や周辺地域の観光地などを訪れることができます。
リラックスしながら、クラスメートや他校の学生との交流を深め、現地の文化を体験できる機会となっています。
デメリット
1.市内中心部から離れた立地
キャンパスはバギオ市のダウンタウンからやや離れた場所にあります。
そのため、レストランやショップ、観光スポットへ行く際に、やや不便に感じることがあるかもしれません。
学校では、学生向けに市内中心部にあるショッピングモール(SMモール)までのシャトルサービスを提供しています。
まとめ
JIC Premium Campusは、落ち着いたリフレッシュできる環境のなかで学びながら、英語での高いコミュニケーション力を身につけたい若者や社会人にとって、理想的な英語学校です。
学習環境の静かさと、スピーキング力を重視したカリキュラムの両立が、このキャンパスの大きな特徴です。
JIC Premium Campus(ジェイアイシー・プレミアム・キャンパス)の詳細については、
学校情報ページをご覧ください。
ご不明な点がありましたら、いつでもメールまたはLINEでお気軽にお問い合わせください。
無料相談もご予約いただけます。
※この記事は前・後編の【後編】です。
前編では、JIC Premium Campusの自然に囲まれた静かな環境や学校全体の雰囲気をはじめ、実際に歩いて見て回ったキャンパス内の施設、学生生活を支えるサポート体制、そして滞在中にいただいた食事の様子までを詳しく紹介しています。
落ち着いた環境の中で、どのような日常を送りながら学ぶのかを具体的に知りたい方は、前編を読むことでPremium Campusでの生活をよりリアルにイメージできると思います。
前編はこちら👇
[バギオ・JIC Premium:静かな環境のスピーキング重視校【前編】]




