フィリピン留学の持ち物リスト

フィリピンで語学や専門の学びを深めるなら、荷づくりは準備の肝心な一部です。
ここでは現地で本当に役立つものを中心に、実用的な視点でまとめます。天候や電気事情、ビザや旅のルールなど最新の事情を踏まえたアドバイスつきです。
まずは書類と必携品から見ていきましょう。

必ず持っていく書類とそれに関する注意

パスポートとコピー

パスポートはもちろんですが、パスポートのデータページ(顔写真がある最初のページ)のコピーを数枚別に保管すると安心です。
渡航先で紛失や盗難が起きたときに再発行や手続きがスムーズになります。
領事館の案内では、パスポートの有効期間は滞在予定日数に十分な余裕を持つことが推奨されており、「渡航期間+6か月以上」が安全な目安とされています。

入学関連とビザ関連書類

受け入れ学校からの入学許可書など、入学関連書類は出発前に電子データと印刷物の両方を準備しましょう。

フィリピンの語学学校で学習する場合には、ビザ関連の手続きが必要になります。
しかし、ビザ関連の手続きは、多くの語学学校が代行してくれるため、学生自身が複雑な申請作業を行う場面はほとんどありません。
自ら行う必要がある場合は、申請に必要な書類や手続きについて、フィリピン移民局の案内を確認してください。

緊急連絡先と保険証書

海外旅行保険の証書や保険会社の連絡先、現地で頼れる緊急連絡先を紙とスマホメモの両方に残しておきます。医療サービスや救急時の連絡先は留学先の学校にも教えてもらいましょう。

電子機器と電源まわり

変換プラグと電圧の注意

フィリピンのコンセントは主に平行二本ピンのタイプや接地付きタイプ、丸ピンのタイプが混在します。
しかし、日本と同じAタイプのほか、A/Cタイプ併用のコンセントが多く、日本のプラグがそのまま使える場合が多いです。

語学学校だけで過ごすのであれば問題ない場合が多いですが、地域や建物によってはCタイプのみの場合もあるため、旅行や外出を予定している場合は変換プラグ(マルチプラグ)があると安心です。

フィリピンの電圧は220V、周波数は60Hzが標準のため、日本の機器(電圧対応が必要なもの)は注意が必要です。
スマホやタブレットの充電器や、ノートパソコン電源アダプターは100V~240Vに対応している場合が多いため、そのまま使用できますが、念のため事前に確認されることをおすすめします。

ドライヤーなどの電化製品を持って行く場合には注意が必要です。対応している電圧を必ず確認してください。
変圧器を持参する場合でも、ドライヤーなどは消費電力が大きいので、適した容量のものを用意する必要がありますし、変圧器は重いです。
現地でも安いドライヤーは売っていますので、機種にこだわりがない場合は、現地で購入されることをおすすめします。

延長コードの付いた電源タップがあると便利な場合がありますが、これも220Vに対応したものを用意する必要があります。
滞在する部屋の状況を確認してから現地で購入しても良いかもしれません。

USB多口アダプターも便利ですが、重さと安全性を考えて、必要最小限にまとめるのが賢明です。

モバイル機器とモバイルバッテリー

スマホやノートパソコン、タブレットは学習の要です。全ての機器が必要なわけではありませんが、自身の学習スタイルに合わせて、充電器やケーブル、電源アダプターも含めて必要なものを準備してください。
ノイズキャンセリングイヤホンなどがあると、複数人部屋での自習や就寝時に役立つかもしれません。

モバイルバッテリーは機内持ち込みが必須です。
利用される航空会社の機内持ち込み規則を確認し、持参するバッテリーの容量を確認しておきましょう。

衣類と気候に合わせた準備

軽装中心だが雨対策は忘れずに

フィリピンは熱帯の気候で日中は暑くなることが多く、薄手の服が基本です。
ただし雨季には激しいスコールや大きな風が来ることがあるので、防水性のある薄手の上着や折りたたみ傘を用意しておくと安心です。
地域によっては台風や暴風雨の影響で移動や停電が起きるため、現地の気象情報はこまめにチェックしましょう。

また、セブとバギオでは気候環境が大きく異なり、雨季と乾季でも状況が変わります。
留学される地域とシーズンの気候を事前によく調べ、それに適した衣類を用意されることをおすすめします。

現地で買えるもの・買いづらいもの

日用品や衣料品は都市部であれば容易に手に入りますが、眼鏡やコンタクトレンズ用品、特定の服飾アイテム、愛用の医薬品は持参する方が安心です。
現地で代替が難しいものは小さな予備も持っておくと安心です。

健康と薬・衛生用品

常備薬と処方薬

普段服用している薬は余裕を持って持参し、英語表記の処方箋や診断書も用意しておきます。
現地で同じ薬を入手できない場合があるため、必要な分は出発前に準備してください。
風邪薬や鎮痛薬、胃腸薬などの一般薬もひと通りあると安心です。

虫よけと日焼け止め

蚊が多い場所もあるため、虫よけスプレーや長袖の薄手シャツを持っていると快適です。
日差しが強いので日焼け止めや帽子、サングラスも必需品です。

学習用品と便利グッズ

筆記具とノート、辞書

電子デバイスは便利ですが、手で書くノートやお気に入りの筆記具も学習効率を上げます。
英語の学習で使う参考書や文法書はデジタル版があれば荷を減らせますが、紙で使い慣れているものがあれば持参しましょう。

バッグと収納

授業や外出に使うサブバッグと、衣類を小分けにするための軽い圧縮バッグやポーチがあるとホテルや寮での整理が楽になります。
防犯の観点から貴重品用の小さめのセキュリティポーチもおすすめです。

現金とカード、通信手段

現地通貨とカードの使い分け

都市部ではカードが使える場所が増えていますが、屋台や小さな商店、地方では現金が基本となることが多いです。クレジットカードや国際キャッシュカードを持ちつつ、少しの現金を分散して携帯すると安心です。

SIMカードや通信環境

到着後に現地のSIMカードを購入してデータ通信を確保するのが費用対効果が高い方法です。
事前に日本でe-SIMを購入したり、現地空港でSIMカードを購入したりすることもできますが、学校に到着されてから現地で購入されることをおすすめします。
多くの学校ではSIMカードの販売や設定サポートを行っており、安心して手続きできます。

雨季や台風シーズンの備え

雨季は激しい雨や強風で交通に影響が出ることがあるため、授業やフライトの遅延に備えた柔軟な日程設計が重要です。
宿泊先や学校が持つ緊急連絡体制を確認し、停電に備えた充電計画やライト類を用意しておくと安心です。
台風などの大きな気象事象が予測されるときは、現地の公式情報を優先して行動してください。

まとめと最終チェックのコツ

持ち物は「現地で買えるか」「緊急時に必要か」「荷物の重さに見合う価値か」を基準に選ぶと失敗が少ないです。
書類のデジタルコピー、緊急連絡先、海外旅行保険、医薬品や衣類の準備を優先し、日用品や学習道具は現地で補充することも視野に入れましょう。
出発前には再度学校や領事館の最新案内を確認し、安心して学びに向かってください。