バギオのA&Jメインキャンパスから、フィリピン・ルソン島のハロウィン文化と昨年のイベントの様子が届きました。
フィリピンのルソン島(マニラやバギオがある島)では、ハロウィンは「亡くなった家族を偲ぶ日」としての意味が強く、11月1日と2日の“UNDAS(オンダス)”には、多くの家族が墓地を訪れます。
花を供え、ろうそくを灯しながら祈りを捧げる光景は、幻想的で温かい雰囲気に包まれます。
家族や親戚が集まり、食事を持ち寄って過ごす様子は、日本のお盆とお祭りを合わせたような文化といえます。
一方で都市部では、仮装パーティーやショッピングモールでのイベントも盛んに行われ、10月下旬には街中のカフェや店舗がハロウィン装飾で彩られます。
A&Jでも毎年ハロウィンパーティーを開催し、学生や講師が思い思いの仮装で楽しい時間を過ごしています。
ニュースレターではハロウィンの起源にも触れられており、もともとは古代ケルト人の祭り「サウィン(SAMHAIN)」が起源とのことです。
収穫祭と“死者の霊を迎える日”が結びついた文化が、今の「仮装して祝うハロウィン」として受け継がれています。
A&Jメインキャンパスでは、ハロウィンを通じてフィリピンの文化的背景や地域の風習に触れる機会もあります。
講師やスタッフとの会話を通して、国の違いを超えた交流を楽しめる季節行事のひとつです。




